West Coast Diary

カナダ暮らしの日常を綴った日記

暑中見舞い

カナダに引越してから、家族や友人との連絡が少なくなりました。「便りのないのはよい便り」とはいいますが、距離が離れている分だけ心配になる事もあります。今は夏休みの時期という事もあり、「帰省しないの?」と連絡をくれた友人が数人いて嬉しくなりました。カナダに住んでいた事のある友人から、思いがけず日本食材が届いた時は感激しました。外国に住んでいても日本とのつながりは変わらないし、むしろより強くなるものだと私は感じています。

 

今月は心を痛める日本のニュースが相次ぎ、色々と考えさせられる日々でした。外から日本を見ると、やはり独特な文化が根強く残っていると感じます。それは時に良い事ではあるけれど、疑問点が多いことは否めません。「豪雨」に「猛暑」という異常気象の中、避難生活を送る人々を思い、何もできないもどかしさがあります。今は日本へ帰る事ができませんが、帰国した際には前から気になっていた地域、「倉敷」へ観光へ行きたいと考えています。白壁の綺麗な美観地区は被害が少なかったにも関わらず、観光シーズンなのに閑散としてしまっていて困っているとの情報を知ったためです。風評被害に負けず、私が訪ねる頃には多くの人で賑わっている街であって欲しいです。